火星MOLAデータの利用

火星MOLAデータの利用

ここではMOLAデータの入手方法と3DEMというソフトで利用する方法を紹介します。

3DEMで読み込めるのは解像度が1/128度、1/64度と極地方のデータです。

1.MOLAデータの入手
2. 3DEMのダウンロードとインストール
3. MOLA データの読み込みと表示
4. Terragen フォーマットでの出力




1.MOLAデータの入手


MOLAデータはここで入手できます。
http://pds-geosciences.wustl.edu/missions/mgs/megdr.html

このページの下の方にスクロールしていきますと解像度1/128度の表があります。
この表で Topography の行にあるmegt88n000hb.img, megt00n090hb.img, ・・・などとある16個のファイルをダウンロード(「クリック -> 保存」、または 「右クリック -> 対象をファイルに保存」)し、ひとつのフォルダに保存します。なお、ファイルサイズはそれぞれ128MBで、16個のファイルが揃っていないと3DEMで読み込むことができません。

Mola_1s

下の方にスクロールした画面です。
Mola_2s


2. 3DEMのダウンロードとインストール

3DEMをここからダウンロードします。
http://www.hangsim.com/3dem/

このページを下にスクロールすると、Download 3DEM というボタンがあります。このボタンを押すととセットアップソフト(3dem_setup.exe)がダウンロードされます。保存された3dem_setup.exeを実行させてインストールします。


3. MOLA データの読み込みと表示


 3DEM を起動します。初期画面でMars MOLA にチェックを入れて OK ボタンを押します。
3dem_1s

 Topography Data Set の MEG128 を選択して、左の火星地図に表示されている白色の四角をカーソルで読み取りたい部分に合わせて OK ボタンを押します。

3dem_2s


ファイル選択画面が表示されますので、どのファイルでもよいのでクリックして開くボタンを押します。選択したファイルが白枠の領域のデータを含んでいなくてもソフトが自動的にどのファイルに白枠領域のデータがあるかを判別して読み込むようです。

3dem_3s


選択領域が表示されます。この中に小さい黒枠が表示されています。この黒枠でさらに選択領域を限定することができます。黒枠の右上角、または左上角近くにカーソルを置きドラッグしますと、黒枠の大きさを変えることができます。黒枠の下辺の中央が三角状に窪んでいます。この辺りにカーソルを置きドラッグすると枠を移動することがきます。

3dem_4s

黒枠を広げた状態です。

3dem_5s

領域が決まったところで、右上のメニューバーの Operation ->
3D Scene (またはファクションキー F2)を選択すると、projection parameter のパネルが開きます。

3dem_6


Projection size を 1024x768、terrain Vert Mag を100%(高さを強調したいときは100以上)に、
Terrain Resolution を Max にして OK ボタンを押します。

3dem_7s

色などを指定するパネルが開きます。ここはこのまま下の OK ボタンを押すと、黒枠領域が立体表示されます。

3dem_8s


表示されたイメージです。

3dem_9s_2


3D Scene の右上のメニュー Operation -> Change Position で視点を変えることができます。

terrain Vert Mag を500%(高さを5倍に強調)し、視点を変えたときの表示です。

3dem_13s


4. Terragen フォーマットでの出力

 読み込んだデータを Terragen フォーマットで出力すると、Terragen で地形データとして利用することができます。

 File -> SaveTerragen Terrain -> Selected Area で適当な名前をつけて保存します。

拡張子は ter となります。
3dem_14s

Terragen 3 での利用は 「Terragen 3 ティップス1 6. MOLA dat による火星の景観
を参考にして下さい。